社労士には、開業社労士と勤務社労士がいます。
勤務社労士は、ひとつの会社の中の人事部に籍を置いた状態で、その会社の帳簿作成、社員の社会保険の手続き、相談・指導業務を行ないます。
よって勤務社労士は、サラリーマンとして働くということになります。ですので、勤務社労士は他の会社の人事や労務に関する仕事を、報酬を受けた上でする権利はないといえます。
勤務社労士のメリットは、会社に籍を置いているためある程度までの安定があり、会社という枠組みの中で守られているということです。一方、デメリットとしては歩合制ではないので、業務内容に対して給料が少なくなってしまうという事態も起こり得ます。しかし、会社側にとって法律のプロを置くメリットがあるので、実際のところは労働内容に関する問題はあまりないようです。
開業社労士は事務所を構えて、様々な会社の人事や労務を担当する
社労士のことです。会社側からみると、委託という形を取ることとなります。
メリットは、月額いくらという契約の形となることから、自分で好きなだけ作業を進め、賃金を得ることが出来るということです。一方デメリットは、メリットを裏返して言うと自己管理が絶対的に必要ということです。
多くの開業社労士は、まず勤務社労士として
社労士の仕事の流れや基本を学んでから、開業社労士となるようです。また、平成15年から社会保険労務士法人の設立が認められました。そのような場所で働く
社労士も、徐々に増えていくでしょう。